医師のご紹介

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医師・院長

鈴木 良典Yoshinori Suzuki

保有資格・認定

  • 在宅医療専門医・指導医
  • 日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医
  • 家庭医療専門医・指導医
  • 難病指定医
  • 身体障がい者福祉法指定医(肢体不自由)
  • 認知症サポート医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了

※上記に加え、代替医療・栄養療法・徒手療法に関する継続的な研鑽を行っています。

  • 2008年3月 杏林大学医学部医学科 卒業
  • 2008年4月 東京北社会保険病院(現:東京北医療センター) 初期研修
  • 2010年4月 地域医療振興協会「地域医療プログラム」にて専修医
  • 2013年4月 湯沢町保健医療センター(新潟県)
  • 2016年4月 新宿ヒロクリニック
  • 2022年4月 日本橋かきがら町クリニック
  • 2022年4月 ホームアレークリニック本院
  • 2026年2月 ぜんホームクリニック院長

メッセージ

治療をする医師の写真

こんにちは、鈴木良典と申します。
私は、身近な人の小さな不調にも寄り添える医師を目指し、全国各地で地域医療に携わってきました。

北は北海道、南は沖縄まで、離島の診療所から地域の中核病院に渡り、多様な現場で患者さんと関わる中で、幸せの多くは“日常”の中にあることに気づかされました。

病気やけがをして初めて、何気なく過ごせていた日常の尊さに気づく方がとても多かったのです。だからこそ、元気なときも、病気になったときも、日常を守ることこそが、医療の大切な役割であると信じるにいたりました。

治療をする医師の写真

病院勤務から在宅医療の現場に移ったのも、より「暮らし」に近い場所で、その人らしい生き方を支えたいと思ったからです。

「大切な人と一緒にいたい」
「慣れ親しんだ場所で最後まで暮らしたい」
——それは、多くの人が望むこと。

ただ、理想だけでは語れない大変さが在宅ケアの中にはあります。

その不安を分かち合い、ご本人だけでなく、ご家族の心にも寄り添う医療を心がけ、どんな状態であっても、その人の中にある力を引き出せるよう、医療の中にも「ぬくもり」を宿し、一人ひとりに合わせたケアを届けて参ります。

いのちに寄り添い、暮らしを支える医療を、皆さまと一緒に育んでいけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

ぜんホームクリニックをつくった理由

日々の診療で感じた“こうだったらいいのに”を、かたちにするために。

背景には、ひとりの医師としての原体験と、いのちに寄り添ってきた日々があります。

クリニックの写真

「人間らしく生き、人間らしくさいごまで歩めること」

初期研修の頃から一貫して、地域医療・総合診療の道を歩んできました。その原点には、恩師の「あらゆる問題に対応する」という教えがあります。

“たとえ解決できなくても、対応し続けること”
この言葉は、今もなお、地域医療や在宅医療の現場で働くなか、その意味の深さを実感しています。

伊吹山の写真

原点となった、伊吹山のふもとでの風景

医師としての歩みの中で、忘れられない風景があります。
2009年12月、研修医時代に出会った、伊吹山のふもとで暮らす老夫婦の姿でした。

お二人は脚と耳が不自由で、夫婦二人だけでの生活は困難だと思われました。しかし、お二人は平然とした様子で、一緒にご飯を作り、冬の寒空の下でも、はいずり回りながら畑仕事をされていました。

そして、お二人が動いた後の土はつるつるになり、陽光で輝いて見えたのです。

その姿は、あまりにも生き生きとしていて、尊く、美しかった。

「このお二人の暮らしを、医療者の目線だけで壊してはいけない」

そう感じた瞬間から、“暮らしを守る医療”をやりたいという想いが芽生えました。

治療をしている医師の写真

「もっとよい医療があるのではないか?」という問い

研修中は、北海道から沖縄、神津島、そしてアメリカ・オレゴンでの家庭医療まで、全国の現場で経験を積んできました。新潟県湯沢町では4年間、外来・病棟・救急・在宅など幅広い医療を実践してきました。地域医療での経験はどれも充実しており、どこが欠けても「暮らしを守る医療」は成り立たないことを感じました。

一方で、厳しい現実に直面することもありました。家で具合が悪くなっても「救急車を呼ぶしかない」状況。本人の意向が共有されないまま行われる、望まない処置。そして、かかりつけ医がいないために自然な死が「異常死」として扱われ、警察が介入してしまう事態――。

こうした現場に触れるなかで、「もっとよい医療があるのではないか?」という問いが、私の中に少しずつ積み重なっていきました。

その理想を形にするため東京へ拠点を移し、在宅医療を主軸として、尊厳ある医療のかたちを模索しながら診療を続けました。

医療が“人生の幸福”にどう関わるのか、“終末期”をどのように支えるか。
医療における本質的なテーマがそこにはありました。

そこでは、大きな組織や広域な診療体制の中では、どうしても一人ひとりへの対応が形式的になりやすいという課題も感じるようになりました。

診療体制の維持や運営の仕組みが重視される中で、クリニックと患者さん一人ひとりとの距離が少しずつ遠くなり、顔や暮らし、そしてその人らしさが見えにくくなっていく——。そんな感覚を抱くようになったのです。

在宅医療の様子

自分自身の手で理想の在宅医療を実現したいという思い

だからこそ私は、小さくても丁寧で、密度の高い医療を届けることを何よりも大切にしたいと考え、独立という道を選びました。

在宅診療で、認知症や末期がん、神経難病、脳梗塞や骨折などの後遺症、小児から高齢者まで、多様な患者さんとご家族に関わる中で、「医療は特別なことをするのではなく、暮らしを支えるために存在している」という想いは、今もますます強くなってきています。

徒手療法の様子

医師としての手、癒やしの手として

在宅医療とは別に、追求してきたものがあります。それは、20代後半から、医師としての歩みと共に磨き続けてきた「徒手療法(整体ケア)」という技術です。

きっかけは、かつて自分自身の不調を現代医学だけで解決できなかった経験から、「薬や道具がなくても、目の前の人の役に立てる手を持ちたい」と切望したことでした。

徒手療法の素晴らしさを教えてくれた最初の恩師から、「全ての細胞は生きようとしている。その力に少しだけスイッチを入れてあげれば、身体はいつでも生まれ変われる」という言葉を頂きました。

回復の兆しを見いだせなかった当時の私は、この言葉に大きな勇気と希望をもらいました。

この言葉を胸に、医師自らが直接お体に触れ、その人が本来持つ健やかさを引き出すお手伝いがしたい。与えられた“いのち”を最大限に生かせる身体づくり。
それもまた、私が理想とする「暮らしを支える医療」の具体的なかたちです。

笑顔の医師の写真

暮らしの中に、安心とぬくもり

ぜんホームクリニックは、「在宅ケアをもっと身近に、ヘルスケアをもっと日常に」をテーマに、その人がその人らしく、自分の歩みを選べるよう支えることを大切にしています。

そして、それはクリニック単体では成しえないことであるため、地域の医療・介護関係者の皆さまと手を取り合い、チームとして暮らしを支える医療を届けていきたいと思っています。

身体だけでなく、心や暮らし、そしてご家族の想いにもそっと手を添える存在として、地域の皆さまに「出会えてよかった」「あるから安心」と思っていただけるクリニックを目指します。

人生は、きっかけと出会いで変わる。

その“きっかけのひとつ”として、ぜんホームクリニックがそばにいられたら──

私たちの存在が、いのちと暮らしに安心とぬくもりを届けるものであったなら──

それが、ぜんホームクリニックの何よりの願いです。

完全予約制 緊急時 24時間対応(かかりつけ患者様)

  • 完全予約制です。訪問診療・外来診療ともに対応。
  • 祝日は休診になります。
診療受付時間
9:00~18:00
18:00~21:00

※2026年3月末までの診療受付時間です。2026年4月より平日の9:00~18:00も診療いたします。

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